| データが裏付ける一次判定ソフトの欠陥!!
ボクは5月25日に開催された塩谷郡市医師会の「介護認定の平準化を考える」というパネルディスカッションに参加した。パネラーの一人として従来から指摘している厚生省の一次判定ソフトの問題点を訴えた。その詳細は5月27日付の下野新聞に掲載されているのでそちらを見てください。 パネルディスカッションに際し、我々医師会の介護保健担当の小林先生(喜連川町)が、塩谷郡市一市四町の介護認定の状況をまとめられた資料の中に、とても興味深い結果がある。それは二次判定において一次判定を変更する率を在宅と施設にわけて見たもので、以下に示します。
まず最初に示すたのは二次判定での変更をみたものです。左が全体、真ん中が在宅、右が施設ですが、在宅・施設間で変更率に大差はみられません。ただ、上昇・下降に目を向けるとその違いは歴然としています。それではどうしてこのような結果になるのでしょう。 確かに審査員の心理としては入所者の要介護度を下げるということには抵抗があると思います。また調査票に反映し切れていないということもあるでしょう。でもこの本当の理由はオンボロ一次判定ソフトが、施設入所者に多い痴呆を反映することが出来ないためです。この資料はその欠陥を如実に現しています。 次に違う角度からみた在宅と施設の資料をお見せしましょう。
これは在宅と施設毎の一次判定から二次判定の変更の幅を現したものです。在宅者の変更幅(バラツキ)が施設入所者に比べて大きいことがわかります。それではこれにはどのような理由が考えられるでしょう。 審査会においては状態像を念頭において判定するということが大切で、申請者が在宅か施設かということは判断の材料にはしてはならないことになっている。しかし実際は考慮せざるを得ないという側面もあることも事実である。しかしそう考えたなら、一次判定において要介護度が低い施設入所者の変更幅が大きくなるはずなのにそうはなっていない。ということは、少なくとも塩谷郡市の審査会においては施設入所者に対しも、状態像に見合った判定を厳格に行っているということに他ならない。 結論 これには厚生省の大きなミスが2つ関与している。 厚生省のお役人さんへ。 もう、このソフトを早く見直してくださいなんて言いません。お願いですから、一日も早くお蔵入りさせてください。葬り去ってください。この一次判定ソフトは何の役にも立っていません。邪魔なだけです。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||