尾形医院
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今月末に新規導入となるCTには多彩な機能があります。その一つが大腸CT検査で、内視鏡を使わない大腸検査法です。大腸を炭酸ガスによって拡張させ、新型のマルチスライスCT装置を用いて撮影することで大腸3次元画像を簡単に得ることができます。この大腸CT検査はCTコロノグラフィ検査、仮想大腸内視鏡検査(ヴァーチャル大腸内視鏡検査)、大腸3D-CTとも呼ばれており、内視鏡検査と比較して苦痛が少ないと言われ、短時間で検査することが可能です。 大腸癌の検診は一次で便潜血反応を行い、陽性者は二次検診となります。一方、癌の死亡率のうち、大腸癌は女性では第1位、男性では第3位になっており年々増える傾向にあります。これは食事の欧米化によるところが多いと言われていますが、もう一つの原因は二次検診(精密検査)の受診率が低いことにあります。その理由は、痛みが伴う、恥ずかしい、時間がかかる等だそうです。これらの理由を取り除くことが大腸CT検査では可能となります。大腸癌は早く見つければ決して死に至る病気ではありません。 当院では10月中頃より、この検査が実施可能となります。どうぞお気軽に相談ください。 |
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